ごあいさつ
小学生から社会人、高齢者といった幅広い年代、特に整形外科疾患に対してリハビリを行っています。また発症(受傷)後の手術前から、手術後の入院中、その後の外来通院まで、一貫してリハビリを受けていただける体制も特徴となっています。
小学生から社会人、高齢者といった幅広い年代、特に整形外科疾患に対してリハビリを行っています。また発症(受傷)後の手術前から、手術後の入院中、その後の外来通院まで、一貫してリハビリを受けていただける体制も特徴となっています。
膝関節は体重の負担が大きい関節のため痛みやすいことから、問題を抱えている人のおおい部分です。数ある膝関節の痛みを発する病気の中でも代表的なものが、この「変形性膝関節症(へんけいせいひざかんせつしょう)」です。
膝の軟骨がすり減って骨が変形して痛みだし、曲げ伸ばしが困難になるなど、膝関節の機能が低下してしまう病気です。
膝には半月板と前十字靱帯、後十字靭帯、そして内側側副靭帯や外側側副靭帯などの靭帯があります。膝は体重を支える重要な役割を担っている部分で、複雑で負担のかかりやすい部分でもあります。
膝の障害の中でも、特に多いのが半月板損傷です。膝の中に血が貯まるような損傷では、前十字靱帯の損傷が最も頻度が高い傷害です。
前十字靱帯は膝の中央部にあって、大腿骨外顆の内壁と脛骨前方をつなぐ役割をしている靭帯です。
大腿骨(太ももの骨)に対して脛骨(すねの骨)が前方へ出ないように抑える役目をしたり、脛骨の回旋も制御しています。膝は骨同士の接触が少ないため、膝周りにある4つの靭帯が前後左右の揺れ動く力を支えています。
靭帯損傷の多くはスポーツをしている時起こります。スポーツの中でも特にバスケットボールなどのジャンプして着地する際に膝を捻る動作がおこりやすいスポーツでは、前十字靱帯を損傷しやすいです。
前十字靱帯損傷の場合、「手術療法」と「保存療法」の2種類の治療があります。どちらが適切かは患者様の症状の状態によりことなりますが、治療せずに放置すると膝の他の部分の負担となって損傷が起こってしまうばあいもあります。特に活動量の多い方や、若い方は、手術での治療がよいといわれています。一方で中高年の方は治療せずそのままにしておいても、活動に支障のない場合もありますので、医師と相談して手術するか、保存療法を行うか決定します。
腱板とは、肩甲骨と腕の骨をつないでいる腱をいいます。この腱が切れてしまった状態を腱板断裂といいます。腱板は、年をとるとだんだんと柔軟性を失い、徐々に擦り切れていきます。腱板が弱くなった状態で、転倒したり、急に力を加えたりすると、切れてしまうことがあるのです。腱板は老化によって衰えるものなので、場合によっては外傷の覚えもないのに腱が切れてしまうこともあります。
一度断裂してしまった腱板は自然に治ることはありません。肩の機能が低下してしまうため、日常生活に支障のある場合は手術を行う必要があります。
若い人にはほとんどみられない病気で、仕事やスポーツなどで肩に負担がかかっていた50~60代以降の方に多いです。
ここでは、手術後のリハビリの流れをご紹介します。
反復性肩関節脱臼とは、肩関節脱臼後に、肩関節が不安定になってしまい、肩の脱臼・亜脱臼を繰り返してしまう状態のことです。
反復性の脱臼になってしまった場合、保存療法(リハビリテーションによる筋力強化)では、脱臼、亜脱臼を完全に防ぐことはできません。
ここでは肩関節反復性脱臼の手術治療を行ったあとのリハビリテーションをご紹介いたします。
ここでは、肩の靭帯等を手術によって修復した後のリハビリについてご説明いたします。
当院では、投球動作で肩や肘を痛める、いわゆる「野球肩・野球肘」を抱えた方に対し、競技復帰に向けて積極的にリハビリを展開しています。
草野球やレクリエーションのレベルから、部活、実業団などリハビリを受けられている患者様の野球レベルは様々です。年齢も、小学生から社会人まで、幅広い患者さまがいらっしゃいます。
投球障害のリハビリでは、患者様お一人おひとりに、痛みを抱える部位と、痛みが起こる動作を確認をし、投球フォームや全身の状態を診ていきます。「投球」という動作は投げる動作に直接使われる腕が重要に見えがちですが、足や膝、股、腰、肩、肘、手・指先までをも使う全身運動です。ですから、肩や肘に痛みを抱えている患者さんに対して、肩・肘だけのリハビリを行っても効果は得られません。当院では「治療には肩・肘以外の部位もとても重要」との考えのもと、全身の状態をしっかりと診てリハビリをおこなっています。
只今準備中です。