理事長挨拶
医療法人 東北海道病院 理事長 武井 純二
平成21年4月から当院麻酔科に勤務し、主に手術麻酔に従事していましたが、この度令和5年4月より理事長に就任しました。
前理事長の方針を引き継ぎ、各部位ごとに専門医が診療にあたり手術を行うという診療体制を維持し、これまで通り、釧路市内のみならず道東地域の医療機関や各施設などとも連携を図り、積極的に患者様を受け入れてまいります。
外来受診では、予約診療を行い待ち時間短縮に努めています。新規患者様はホームページ上からウェブ予約が可能です。
手足のしびれや痛み、膝・肩・股などの関節痛や、腰痛、その他外傷など整形外科的疾患が疑われた場合、遠慮なく当院を受診してください。
医師が的確な診療を行うとともに、職員一同、患者様に寄り添った医療サービスの提供に尽力いたします。
~2023年度を振り返って~
東北海道病院の理事長に就任して1年が経ちました。この1年間、地域のニーズに沿った医療を提供できるよう病院を運営してきました。
まず、患者数の多い脊椎疾患の外来と手術日を増やしました。それでも、月曜日は外来患者様が多く待ち時間等、患者様には迷惑をおかけしています。
また、手術患者だけでなく、安静やリハビリを目的とした患者さんの入院を積極的に受け入れるようにしました。今年の秋には地域包括病棟の増床工事が完了し、市内の各種介護事業所や釧路根室管内の地域包括支援センターと連携を行いより多くの患者さんを受け入れていく予定です。
当院では引き続き、整形外科疾患すべての診療を行い、外傷も含めた手術を広く行っています。関節の痛みやしびれ、けがをした時は遠慮なく受診してください。
なお、2024年4月からは脊椎を専門とする小原医師と下肢を専門とする望月医師が新たに入職し診療にあたっています。専門医の診療体制を充実させて脊椎の手術、膝と股関節の人工関節置換術も積極的に行っていく予定です。